英語の音読を楽しくする方法

どうすれば英語の音読が楽しくなるのか考えたことについてのメモ。

 

(1) そもそもなぜ音読がつまらないのか

(1−1)単調だから

ただ音読するだけというのは単調な作業の繰り返しであり、マンネリを感じやすい。

 

(1−2) できる/できないの差が曖昧だから

例えば同じ文を百回音読したとして、自分の中の何が変わったのか分かりづらい。

つまり、自分のできないことは何で、音読によりそれを克服できたのか?が曖昧である。

そのため何回音読を繰り返しても、達成感があまり感じられない。

 

以上の理由から、自分の中で音読がつまらないものになってしまっていると考えた。

 

(2)対応策:音声入力を使う

 iphoneについてるメモ帳では、音声入力により英語を書き出すことができる。

ただしこの音声入力には発音の精確さが求められる。つまり、以下のようになる。

         発音できてる単語→iphoneに認識される

       発音できていない単語→iphoneに認識されない 

 

発音できない単語を発音できるようになるには、 試行錯誤や舌の位置等を工夫をする必要がある。つまり、音読によるマンネリを防ぐことができると考えられる。

 

また、発音できていない単語が発音できるようになると言うのは、できる/できないの差がはっきりしている。つまり、音読による達成感を得られやすいと考えられる。

 

(3)実際に一ヶ月行った結果

(3−1)発音が良くなった

発音の難しいgirlやyearがちゃんとiphoneに認識されるようになった。このことから、少なくとも英語の発音が良くなったと考えられる。

 

(3−2)普通の音読に比べれば楽しいと感じる

発音できない単語に出会うと試行錯誤や工夫をする必要があるので、マンネリを感じることは少なかった。それとは引き換えに、どうしてもiphoneに認識されない時はイライラや投げ出したい衝動にかられる。

ただし、そういうイライラ等があったからこそ、発音できなかった単語が iphoneに認識されたときは達成感を感じた。

 

また、(3−1)で述べたように発音が良くなると純粋に嬉しく、やりがいを感じることができる。

 

(4)問題点

(4−1)勉強の進行速度が遅くなる。教材としてtoeic公式問題集のpart5〜7を用いていたが、普通の音読だったら1日に5から6ページ進んでいたのが、1から2ページしか進まなくなった。発音できない単語のところで時間が取られてしまったためである。

 

これの対応策としてあまりストイックになりすぎないようにした。どうしても発音できない単語は飛ばしたし、まぐれで発音できてもそれでよしとした。ただしそれでも勉強の進行速度は遅い。

 

(4−2)発音記号の通りに単語を発音しているはずなのに、iphoneが認識してくれない時がある。これには二つの可能性が考えられる。つまり、自分の発音がおかしい、またはiphoneの認識がおかしいという可能性である。(どちらもおかしい場合もあるがこれは割愛)

 

ただし、どちらがおかしいかの判定はすぐできる。電子辞書などを用いて、正しい単語の音をiphoneに聴かせるのだ(自分はkindle fireウィズダム英和・和英を入れて聴かせていた)。これにより

iphoneが正しく認識→自分の発音がおかしい

iphoneが正しく認識しなかった→iphoneがおかしい

ということになる。

 

これを用いて判定を行い、自分がおかしい時は試行錯誤を繰り返し、iphoneがおかしい時はその単語をスキップした。