英単語を効率的に暗記する方法
英単語を効率的に覚える方法についてのメモ。ただしプログラム言語であるpythonを使う。
0)前提
(イ)覚えていない単語に注力したい。
単語を覚えるには単語帳を繰り返す必要がある。
しかし、単語帳には覚えている単語も覚えていない単語もある。
覚えている単語に時間や集中力を使うのは無駄。
なるべく覚えていない単語に注力したい。
従来のフラッシュカードはこれを反映したものだと考えられる。
(ロ)覚えているの定義。
(イ)より単語帳から覚えていない単語を除く必要がある。
しかし、ここで問題が生じる。
”覚えている/覚えていない”というのは連続的で、定義が曖昧である。
人の記憶は上の例よりもっと連続的で多様である。
英語を運用するという観点では、上記のapple程の瞬発性を持って記憶されていることが望ましい。
このことより、
覚えているの定義=単語の意味を間髪入れず答えられる
従来のフラッシュカード等ではこの定義が曖昧になっていたように思う。
(ハ)望ましい単語帳
(イ)、(ロ)を勘案すると、
間髪入れず単語の意味が答えられたら、それを除くことのできる単語帳
を作成する必要がある。
1)準備
(イ)TOEFLテスト 英単語3800の音声を用意する
TOEFLテスト 英単語3800を購入して、ここから音声をダウンロードする。
この単語帳でなくてもいいが、
英単語1→(無音)→日本語1→(無音)→英単語2→(無音)→日本語2→…
となっている必要がある。
例)
apple→(無音)→りんご→(無音)→bug→(無音)→虫→…
また背景音は無音である必要がある。
2)音声の分割
pythonを使って音声データを無音部で分割する。以下参照。
これにより、概略的に以下のようなファイルが作成される。
英単語1.mp3
日本語1.mp3
英単語2.mp3
日本語2.mp3
英単語3.mp3
日本語3.mp3
︙
3)暗記法
上のmp3データからプレイリストを作成し、itunes等で流すと、英単語.mp3の後に日本語.mp3が流れる。
ここで、英単語を聞いて日本語が流れる前に意味を答えられたら、瞬発力のある状態で記憶できていると言える。
(自分の場合1.2倍速で1秒以内で答える必要がある)
また、これをプレイリストから除けば、次回の繰り返しの時に覚えた単語は流れない。
例)
英単語2.mp3の意味を日本語2.mp3が流れる前に答えられた。
英単語2.mp3及び日本語2.mp3の削除によりプレイリストは以下のようになる。
英単語1.mp3 英単語1.mp3
日本語1.mp3 日本語1.mp3
英単語2.mp3 → 英単語3.mp3
日本語2.mp3 日本語3.mp3
英単語3.mp3 ︙
日本語3.mp3
︙
すなわち、覚えていない単語のみが残る単語帳を作成できると考えられる。
言い換えれば、間髪入れず単語の意味が答えられたら、それを除くことのできる単語帳を作成できたと言える。
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